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缶バッジ収納ファイルに何個入る?主要5製品をサイズ別に実測比較

缶バッジ収納ファイルに何個入る?主要5製品をサイズ別に実測比較

投稿日: 更新日:

オタスト編集部/推し活グッズの売買・保管・トレンド情報を専門に扱う編集チーム。フィギュア・プラモデル・一番くじな…

缶バッジ収納ファイル1冊に何個入るかは、バッジの直径(57mm・75mmなど)とファイル製品の組み合わせで大きく変わります。

オタスト編集部が主要5製品を実購入し、57mm缶バッジ+缶バッジカバー(透明の保護スリーブ)装着の同一条件で実測したところ、1冊あたりの収納数はダイソー32個〜Goreson 84個と約2.6倍の差がありました。

この記事では「サイズ別×製品別の収納個数マトリクス表」を軸に、カバー装着時の実測値・ポケット素材による劣化リスク・入りきらなくなったときの整理法まで、ファイル収納の疑問に一つずつ答えていきます。

ℹ️ データはすべて2026年9月時点のオタスト編集部実測に基づきます。製品仕様・価格・在庫状況は変動するため、最新情報は各メーカー・販売店の公式サイトでご確認ください。

【結論】缶バッジ収納ファイルに何個入る?サイズ別×製品別マトリクス表

下のマトリクス表で、自分の缶バッジサイズ×検討中のファイルの収納個数がひと目でわかります。

製品名

税込価格

57mm・カバーなし

57mm・カバー付き

75mm

44mm

32mm

ダイソー 缶バッジ収納ホルダー

110円

32個

32個(きつめ)

×

32個

32個

セリア マイコレ リフィル+バインダー(リフィル10枚時)

1,210円〜※

20個

20個

対応リフィルあり

対応リフィルあり

×

コアデ 缶バッジ収納ホルダー コンパクト版

約500円

32個

32個

×

32個

32個

コアデ 大容量57mm缶バッジ収納ホルダー

約1,300円

72個

72個

×

○(余白あり)

○(余白あり)

Goreson 缶バッジ専用ファイル

約1,400円

84個

84個

×

○(余白あり)

○(余白あり)

※セリアはバインダー110円+リフィル110円/枚。リフィル10枚(57mm用で20個収納)の場合の合計。枚数を増やせば収納数も拡張できます。

「×」は物理的に入らないサイズ、「○(余白あり)」は入るがポケットに隙間ができる組み合わせです。

各サイズ・各製品の詳細を続けて確認していきます。

57mm缶バッジの収納個数──主要5製品の実測結果

57mmは、アニメ・ゲームIPのランダム缶バッジやイベント限定品で最も多く流通しているサイズです。

編集部が5製品すべてに57mm缶バッジを入れて実測した結果がこちら。

製品名

1ページの個数

ページ数

合計個数

1個あたりコスト

ダイソー 缶バッジ収納ホルダー

4個

8ページ

32個

約3.4円

セリア マイコレ リフィル(57mm用)

2個/リフィル

リフィル追加式

リフィル枚数次第

55円/個(リフィル単体)

コアデ 缶バッジ収納ホルダー コンパクト版

4個

8ページ

32個

約15.6円

コアデ 大容量57mm缶バッジ収納ホルダー

12個(4列×3行)

6ページ

72個

約18.1円

Goreson 缶バッジ専用ファイル

12個

7枚(シート)

84個

約16.7円

1個あたりのコストではダイソーが圧倒的に安い一方、大量に持っているならGoresonやコアデ大容量版のほうが冊数を減らせます。

棚スペースの節約という意味では、こちらに軍配が上がる場面も。

セリアはリフィル追加で柔軟に拡張できる反面、リフィル1枚あたり2個収納のため大量収納にはリフィル枚数(=コスト)がかさむ点は押さえておいてください。

75mm・44mm・32mmサイズの収納個数まとめ

57mm以外のサイズを持っている場合、対応ファイルは限られます。

特に75mmは直径が大きいため、57mm専用ファイルには物理的に入りません。

缶バッジサイズ

対応製品

収納個数

備考

75mm

セリア マイコレ リフィル(75mm用)

リフィル1枚あたり1個

75mm対応の専用リフィル。バインダー別売

44mm

セリア マイコレ リフィル(44mm用)

リフィル1枚あたり3個

44mm対応の専用リフィル

44mm

ダイソー/コアデ コンパクト版(57mm用ポケット)

32個(ポケット内に余白)

ポケット内で遊びが出るためズレ防止に工夫が必要

32mm

ダイソー/コアデ コンパクト版(57mm用ポケット)

32個(ポケット内に大きな余白)

小さすぎてポケット内で動くため、台紙を挟むと安定

75mmサイズの専用ファイルは現状ほとんど流通しておらず、セリアの75mm用リフィル+セリア「マイコレ」4リングバインダーが実質唯一の「ファイル型」収納です。

75mmが多い場合はコアデ「57mm専用缶バッジストックBOX」(外袋入りで最大100個収納)のようなボックス型も視野に入れてみてください(コアデ公式サイト、2026年9月時点確認)。

缶バッジカバーを付けると何個減る?カバー装着時の実測個数

缶バッジを保護するために缶バッジカバーを装着しているコレクターは多いですが、カバーを付けたままファイルに入るのか? ここが気になるところです。

💬 カバーで厚みが増すぶん「入らなくなるのでは?」と不安になりますよね。編集部でも購入前にいちばん気になったポイントでした。

編集部が実測したところ、57mm缶バッジにカバーを装着すると直径は約59〜60mm、厚みは約1mm増加しました。

この増分が各ファイルのポケットに収まるかどうか、結果は以下のとおりです。

製品名

ポケット内寸(実測)

カバー付き57mm

カバー+OPP袋二重保護

ダイソー 缶バッジ収納ホルダー

約65mm×75mm

○(ギリギリ)

△(きつい・出し入れに力が要る)

セリア マイコレ リフィル(57mm用)

約62mm×70mm

○

△

コアデ 缶バッジ収納ホルダー コンパクト版

約63mm×72mm

○

△

コアデ 大容量57mm缶バッジ収納ホルダー

W60mm×H70mm×D5mm

○(余裕少なめ)

×(入らない個体あり)

Goreson 缶バッジ専用ファイル

約62mm×72mm

○

△

結論として、カバー1枚なら5製品すべてで収納可能です。

個数が減るわけではなく、ポケットが「パンパンになるかどうか」の差。

OPP袋を重ねた二重保護だとコアデ大容量版ではきつく、出し入れ時に缶バッジの縁が引っかかる個体もありました。

二重保護を優先するなら、ポケット内寸に余裕があるダイソーやGoresonが安心です。

この章の要点:

57mmカバーなしで32〜84個、カバー付きでも個数は変わらないが製品によってはきつくなる。サイズ×製品の早見表で「買ってから入らなかった」を防ごう。

缶バッジの主要サイズ一覧と対応ファイル・ポケットの早見表

そもそも自分の缶バッジが何mmかわからない──そんなケースは少なくありません。

サイズの測り方から、サイズ×ポケットの適合関係まで整理しました。

缶バッジサイズの測り方と流通量が多いサイズTOP3

缶バッジの「サイズ」は、フチの外側から外側の直径を測ります。

定規やメジャーを缶バッジの表面に当て、最も広い部分の長さを読み取ればOKです。

流通量が多いサイズTOP3は以下のとおり。

順位

サイズ

主な用途・入手機会

1位

57mm(56〜58mm表記含む)

アニメ・ゲームIPのランダム缶バッジ、一番くじの景品、ガチャガチャ

2位

75mm(76mm表記含む)

イベント限定・アーティストグッズ・大判デザイン

3位

44mm

トレーディング缶バッジ(小型タイプ)・ガチャガチャの小型景品

57mmが市場全体で最も多く流通しているため、57mm対応ファイルを1冊用意しておけば大半のコレクションに対応できます。

サイズ×ポケット適合の早見表──買う前に確認すべき内寸

ファイルの商品名に「57mm対応」と書いてあっても、ポケットの内寸は製品ごとに異なります。

編集部が実測した内寸と、各サイズの適合判定を表にまとめました。

製品名

ポケット内寸(実測)

32mm

44mm

57mm

57mm+カバー

75mm

ダイソー

約65mm×75mm

○

○

○

○

×

セリア 57mm用

約62mm×70mm

○

○

○

○

×

セリア 75mm用

約80mm×85mm

○

○

○

○

○

コアデ コンパクト版

約63mm×72mm

○

○

○

○

×

コアデ 大容量版

W60mm×H70mm×D5mm

○

○

○

△

×

Goreson

約62mm×72mm

○

○

○

○

×

ℹ️ 注目はコアデ大容量版の横幅60mm。57mmカバー付き(直径約59〜60mm)だと入りはするものの余裕がほぼなく、個体差でカバーが引っかかることもあります。購入前に手持ちの缶バッジ+カバーの直径を実測しておくのがおすすめです。

サイズ混在コレクションを1冊にまとめるコツ

57mmと44mmが混在している、あるいは75mmも少し持っている──そんな場合に便利なのがセリアの「マイコレ」4リングバインダー+サイズ別リフィルの組み合わせです。

マイコレバインダーは4リング式なので、44mm用・57mm用・75mm用のリフィルを任意の順番で綴じ込めます。

「57mmリフィル×8枚+75mmリフィル×2枚」のように、手持ちの比率に合わせてカスタマイズできるのが最大の強み。

💬 推しが複数ジャンルにまたがっていると、サイズもバラバラになりがち。1冊にまとめられるのは地味にありがたいポイントです。

一方、57mm専用ファイル(ダイソー・コアデ・Goreson)に44mmや32mmを入れる場合は、ポケット内で缶バッジが動いてしまいます。

厚紙を小さくカットしてポケットの奥に敷くと、缶バッジがポケットの中央に固定されてズレを防げるので試してみてください。

この章の要点:

57mmが流通最多。ファイルの「公称対応サイズ」ではなくポケットの実測内寸で適合を確認し、サイズ混在ならセリアのリフィル混在運用が有効。

ファイル5製品を徹底比較|100均・コアデ・Goresonの選び方

110円の100均から1,400円前後の専門品まで、ファイルの選択肢は幅広く、価格・収納数・素材・拡張性の4軸で特徴が分かれます。

各製品の実測レビューと用途別の選び方をまとめました。

ダイソー「缶バッジ収納ホルダー」──110円で始める最安の選択肢

110円(税込)で最大32個収納──試しにファイル収納を始めてみたい方にとって、最もハードルが低い1冊です。

項目

内容

価格

110円(税込)

対応サイズ

直径57mm以下・厚さ5mm以下

収納数

1ページ4個×8ページ=最大32個

ポケット素材

PP(ポリプロピレン)

ポケット内寸(実測)

約65mm×75mm

拡張性

なし(ページ固定式)

ポケットの中間にスリットが入っているため、缶バッジを滑り込ませやすく落ちにくい設計。

PP素材なので色移りリスクが低いのも嬉しいポイントです。

ただしページ固定式のため、32個を超えたら2冊目を買い足す形になります。

ℹ️ 100均商品は店舗や時期によって在庫状況が異なります。近隣店舗で見つからない場合は、ダイソー公式ネットストアで取り扱い状況を確認してみてください(2026年9月時点)。

セリア「マイコレ」リフィル+バインダー──追加購入で拡張できる強み

セリア「マイコレ」シリーズは、リフィル(110円/枚)とバインダー(110円)を別々に購入する組み合わせ型の収納システムです。

コレクションが増えたらリフィルを追加するだけで拡張でき、44mm用・57mm用・75mm用の3サイズをひとつのバインダーに混在させられる──この柔軟性は他製品にない独自の強みです。

リフィル枚数

合計収納数

総コスト(バインダー込み)

1個あたりコスト

5枚

10個

660円

66円

10枚

20個

1,210円

60.5円

15枚

30個

1,760円

58.7円

20枚

40個

2,310円

57.8円

1個あたりのコストはダイソーやGoresonと比べると高め。

ただ、「今は10個だけど半年後には30個になるかも」という成長期のコレクションにはリフィル追加式が柔軟に対応してくれます。

ℹ️ セリアのマイコレリフィルはPVC(ポリ塩化ビニル)素材です。缶バッジを直接入れると色移りのリスクがあるため、OPP袋や缶バッジカバーで保護してから収納してください。詳しくは「ポケット素材で差がつく!ファイル保管の劣化リスクと防止策」で解説しています。

コアデ「缶バッジ収納ホルダー」コンパクト版と大容量版の違い

株式会社コアデは推し活収納グッズの専門メーカーで、全国のアニメイト店舗・アニメイト通販で購入できます(コアデ公式サイト、2026年9月時点確認)。

缶バッジ収納ホルダーは「コンパクト版(32個)」と「大容量版(72個)」の2ラインナップ。

コンパクト版

大容量版

対応サイズ

直径57mmまで

直径57mm(5.7cm)まで

収納数

4個×8ページ=32個

12個(4列×3行)×6ページ=72個

ポケット内寸(実測)

約63mm×72mm

W60mm×H70mm×D5mm

ポケット素材

PP

PP

税込価格(目安)

約500円

約1,300円

拡張性

なし

なし

大容量版は1ページに12個も並ぶため、ページを開いたときの一覧性が抜群。推しキャラの缶バッジをずらっと眺められる満足感は格別です。

ただし前述のとおりポケット横幅が60mmとやや狭いため、カバー装着時は「入るけどパンパン」になるケースがあります。

💬 コンパクト版は32個とダイソーと同じ収納数ですが、PP素材の透明度や表紙の質感など作りの丁寧さで差を感じました。「100均だとちょっと心もとない」「アニメイトに行ったついでに買いたい」──そんな方にはコンパクト版が合います。

ℹ️ コアデ製品の類似品がECサイトに出回ることがあります。正規販売チャネル(アニメイト店舗・アニメイト通販)での購入が確実です。

Goreson缶バッジ専用ファイル──1冊84個の大容量

1冊で最大84個収納──今回比較した5製品の中で最多を誇るのがGoresonの缶バッジ専用ファイルです。

Amazon等のECサイトで販売されています(2026年9月時点)。

項目

内容

価格

約1,400円(税込・Amazon参考価格)

収納数

12個×7シート=最大84個

ポケット素材

PP(透明度高め)

ポケット内寸(実測)

約62mm×72mm

57mm缶バッジ84個満載時の実測重量

約1.3kg

84個をフルに入れると1冊で約1.3kg。

カラーボックスの棚板耐荷重が約5kgなので、Goresonを3〜4冊並べても耐荷重の範囲内です。

ただし本棚の奥行きによってはファイルがはみ出す場合があるため、棚のサイズも事前にチェックしておいてください。

PP素材で透明度が高いため、ファイルを開かずに表紙越しにうっすらデザインが見えるのも、コレクターとしては嬉しいポイントです。

用途別おすすめ早見チャート(少量持ち・大量コレクター・保管重視派・見せる収納派)

「結局どれを買えばいいの?」と迷ったら、以下を参考にしてみてください。

用途別おすすめファイル:

・少量持ち(〜30個)・お試し派 → ダイソー(110円で32個)

・成長期のコレクション・サイズ混在 → セリア マイコレ(リフィル拡張式)

・大量コレクター(50個超)・一覧性重視 → Goreson(84個)またはコアデ大容量版(72個)

・保管品質重視 → PP素材のダイソー・コアデ・Goreson(PVC素材のセリアは要保護対策)

この章の要点:

110円のダイソーから84個収納のGoresonまで、予算とコレクション規模で最適解は変わる。用途別フローで自分に合った1冊を選ぼう。

ポケット素材で差がつく!ファイル保管の劣化リスクと防止策

ファイルに入れてしまえば安心──と思いがちですが、ポケットの素材によっては缶バッジの印刷面に色移りや貼り付きが起きるリスクがあります。

編集部の実験データとともに、素材ごとの特性と防止策をお伝えします。

PP・PVC・PETの違いと缶バッジ表面への影響

ファイルのポケットに使われる主な素材は**PP(ポリプロピレン)・PVC(ポリ塩化ビニル)・PET(ポリエチレンテレフタレート)**の3種類。

特性

PP

PVC

PET

可塑剤

含まない

含む(柔軟性のため)

含まない

色移りリスク

低い

高い

低い

透明度

やや曇る製品あり

高い

高い

静電気

やや帯びやすい

帯びにくい

帯びやすい

耐久性

折り曲げに弱いが裂けにくい

柔らかく裂けやすい

硬く割れやすい

色移りの原因はPVCに含まれる可塑剤です。

可塑剤が時間の経過とともに表面にブリードアウト(滲み出し)し、密着した缶バッジの印刷面にインクが転写されてしまいます。

セリアのマイコレリフィルはPVC素材のため、この点は特に要注意。

編集部の色移り実験──PVCポケットに直接入れて30日経過した結果

PVC素材のリフィル(セリア マイコレ 57mm用)に缶バッジを保護なしで直接入れて30日間保管する実験を行いました。

条件

0日目

15日目

30日目

PVCポケットに直接(セリア)

変化なし

わずかにインクの滲み確認

ポケット内側にインク転写あり・缶バッジ表面にも薄い跡

PVCポケット+OPP袋保護

変化なし

変化なし

変化なし

PPポケットに直接(ダイソー)

変化なし

変化なし

変化なし

結果は明確でした。

PVCポケットに直接入れた場合、15日目あたりから色移りの兆候が現れ、30日後にはポケット内側にインクが転写。

一方、OPP袋で1枚挟んだだけで30日後も変化なし。PPポケット(ダイソー)でも同様に変化は見られませんでした。

この実験から、PVC素材のファイルを使う場合はOPP袋や缶バッジカバーで保護してから入れることが必須だとわかります。

OPP袋+乾燥剤で長期保管するための3つのポイント

色移りだけでなく、缶バッジの劣化要因は**「湿気による錆び」「紫外線による色あせ」「圧力による変形・ピン折れ」**の3つです(2026年9月時点・オタスト編集部保管実験データ)。

ファイル保管で長期的に品質を守るポイントは3つ。

  1. OPP袋に1個ずつ入れてからポケットに収納する:素材に関係なく、缶バッジ同士やポケット面との直接接触を避けることで、スレ傷と色移りの両方を防げます。OPP袋は100均で50〜100枚入りが手に入り、コストは1枚あたり1〜2円程度。

  2. 乾燥剤(シリカゲル)を1冊あたり1〜2個ファイル内に挟む:梅雨時や冬場の結露で缶バッジの金属面が錆びるのを防ぎます。乾燥剤は100均で手に入り、半年に1回程度の交換で効果が持続。

  3. 直射日光を避けて本棚に立てて保管する:紫外線による色あせ防止と、缶バッジ同士の重なりによる圧力変形の抑制を同時に実現できます。積み重ねて平置きすると下段のファイルに荷重がかかるため、立て保管を基本にしてください。

この章の要点:

PVC素材のファイルは色移りリスクあり。素材問わずOPP袋保護+乾燥剤+立て保管の3点セットで、缶バッジの品質を長期間守れる。

ファイル収納と「飾る収納」の使い分け|1軍は飾る・2軍はファイルへ

缶バッジが増えてくると、「全部ファイルにしまうのはもったいない、でもスペースも限られている」というジレンマに直面します。

おすすめは**「1軍は飾る・2軍はファイルへ」のローテーション運用**です。

ファイル・ボックス・コルクボード・ウォールポケットの特徴比較

缶バッジの収納・ディスプレイ手段は、ファイル以外にも複数あります。

手段

収納密度

視認性

出し入れ頻度

コスト目安

設置スペース

ファイル

高い(32〜84個/冊)

開いて見る

中(ページめくり)

110〜1,400円/冊

本棚1段分

収納ボックス

非常に高い(100個超も可)

低い(蓋を開ける)

低い

100〜1,500円/箱

棚・クローゼット

コルクボード

低い(10〜20個/枚)

非常に高い(常時展示)

高い(ピンで着脱)

110〜1,000円/枚

壁面

ウォールポケット

中(12〜24個/枚)

高い(透明ポケット)

高い

110〜1,500円/枚

壁面・ドア裏

「毎日目に入る場所で推しを眺めたい」ならコルクボードやウォールポケット、「見えなくても大量に安全にしまいたい」ならファイルやボックス──目的で使い分けるのがポイントです。

推し替え・入れ替え時のローテーション運用術

コレクションは「静的な保管庫」ではなく、推しの変遷や新規お迎えに合わせて常に入れ替わる生きた仕組みです。

以下のローテーションフローを回すと、スペースを圧迫せずにコレクションを楽しみ続けられます。

  1. 新しい缶バッジをお迎えしたら:1軍(コルクボード等)に飾る。

  2. 1軍がいっぱいになったら:1軍の中で「今の推し度が下がったもの」を2軍(ファイル)に移動。

  3. ファイルもいっぱいになったら:2軍の中から「つないでもいい」ものを選び、次のコレクターへ届ける。

💬 推しが変わったからつなぐ──そこに後ろめたさを感じる方もいるかもしれません。でも、きちんと保管してきた缶バッジを次の人にお迎えしてもらえるのは、グッズにとっても幸せなこと。つなぎ方の具体的な方法は次のセクションで紹介しています。

この章の要点:

1軍は飾り、2軍はファイル保管、溢れたら次の人へつなぐ──3段階ローテーションでスペースとコレクション両方のバランスを保とう。

ファイルがいっぱいになったら?缶バッジの整理フローとつなぎ方

ファイルが3冊、4冊と増えてきて棚がパンパン──そうなったとき、焦って全部まとめてつなぐ前に、「残す・つなぐ」の判断基準を先に決めておくのが後悔しないコツです。

残す・つなぐの判断基準──3ステップ整理フロー

  1. 全出し:ファイルから全部出して並べる。「しまったまま忘れていた缶バッジ」の存在に気づけます。

  2. 3つに仕分け:「絶対残す」「迷い中」「つないでOK」に分類。判断基準は「このバッジを手に持って、推しへの気持ちが湧くかどうか」。理屈よりも直感で分けるほうが後悔しにくいと感じています。

  3. 「迷い中」は1か月寝かせる:迷ったものはファイルに戻して1か月後に再判断。それでも見返さなかったものはつなぎの候補に昇格です。

カバー付き美品 vs 裸・スレありで変わる相場差──保管状態が価値を守る

つなぐ際に保管状態が二次流通価格に直結するのは、缶バッジも例外ではありません。

オタスト相場DBで2026年9月時点の取引価格を確認したところ、同じIPの57mm缶バッジでも状態で価格帯に差がありました。

状態

取引価格レンジ(1個)

備考

カバー付き・美品

300〜800円

カバー装着+OPP袋保護。写真映りが良く売れやすい

裸・美品

200〜500円

目立つ傷なし。カバーなしでも状態が良ければ十分取引される

スレ・傷あり

50〜200円

印刷面にスレや小傷。まとめ売り向き

ファイルにOPP袋+カバーで保管していた美品と、裸のまま放置してスレが付いたものとでは、1個あたり数百円の差が積み重なります。

「ファイル保管は面倒」と感じるかもしれませんが、いつかつなぐ可能性があるなら、今のうちにOPP袋で保護しておくことが資産価値を守る最も手軽な方法です。

まとめ売り vs バラ売りの損益分岐と送料負けを防ぐコツ

缶バッジは単価が低いため、**バラ売りだと送料が売上を超える「送料負け」**が起きやすいカテゴリです。

編集部が実際に梱包・発送して確認した損益シミュレーションがこちら。

バラ売り(1個ずつ)

5個セット

10個セット

30個セット

想定売上

300円/個

1,200円

2,000円

5,000円

送料

定形外140円/個

定形外250円

ゆうパケット390円

宅配便700円〜

手数料(10%想定)

30円

120円

200円

500円

手取り目安

130円/個

830円

1,410円

3,800円

1個あたり手取り

130円

166円

141円

127円

ℹ️ 送料は2026年9月時点の日本郵便公式料金に基づく目安です。最新料金は日本郵便公式サイトでご確認ください。手数料率はプラットフォームにより異なります。

バラ売りは1個あたりの売上こそ高いものの、送料と手数料を差し引くと手取りが大きく目減りします。

5個セットが1個あたりの手取りでは最も効率が良いケースが多く、「5〜10個単位のまとめ売り」が送料負けを防ぐ現実的なラインです。

梱包のポイント:

・OPP袋に個包装→台紙(厚紙)で挟む→プチプチ(エアキャップ)で巻く→封筒または段ボールに入れて発送

・ピン付きの場合はピン先をマスキングテープで固定してから梱包(配送中の破損防止)

(2026年9月時点・オタスト編集部梱包発送実験データ)

店舗買取・フリマ・個人間取引の中立比較と缶バッジ特有の注意点

缶バッジをつなぐ手段は大きく3つ。それぞれのメリット・デメリットを中立に比較します。

店舗買取

フリマアプリ(メルカリ等)

個人間マーケット(オタスト等)

手数料

なし(買取価格に内包)

売上の10%前後

売上の10%前後

価格決定権

店舗が査定

自分で設定

自分で設定

出品の手間

持ち込み・郵送のみ

写真撮影・説明文作成

写真撮影・説明文作成

梱包・発送

不要(店舗へ送るだけ)

自分で梱包・発送

自分で梱包・発送

売れるまでの期間

即時(査定後すぐ現金化)

数日〜数週間

数日〜数週間

缶バッジ特有のポイント

まとめ査定で1個あたり数円になることも

汎用ジャンルに埋もれやすい

推し活グッズ特化の買い手が集まりやすい

店舗買取は手間が最も少ない反面、缶バッジは単価が低いため査定額も安くなりがち。特にまとめ買取だと1個あたり数円〜数十円になるケースも珍しくありません。

フリマアプリは自分で価格を決められるものの、膨大な出品物の中に埋もれやすく、缶バッジを探している層に届きにくい面があります。

個人間マーケット(オタスト)は推し活グッズに特化しているため、缶バッジを探しているコレクターと出会いやすいのがメリット。一方で、出品・梱包・発送の手間は自分で負う必要があり、この点はフリマアプリと同じです。

ℹ️ 個人間取引やフリマで購入する際は、公式イベント・メーカーの正規品かどうかを出品情報で確認してください。缶バッジは真贋問題が比較的少ないカテゴリですが、非公式のファンメイド品が混在していることもあるため、商品説明や購入元の記載をチェックするひと手間が安心につながります。

この章の要点:

保管状態が相場に直結するため、ファイル保管は「資産防衛」でもある。つなぐなら5〜10個のまとめ売りで送料負けを防ぎ、自分に合った手段を選ぼう。

缶バッジ収納ファイルのよくある質問(FAQ)

ファイル選びや使い方にまつわる細かな疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. ファイルが重くて棚が壊れないか心配です。目安の重量は?

57mm缶バッジを満載にしたときの実測重量はこちら。

製品名

満載時の実測重量

カラーボックス棚板(耐荷重約5kg)への安全目安

ダイソー(32個)

約0.5kg

約10冊まで

コアデ コンパクト版(32個)

約0.5kg

約10冊まで

コアデ 大容量版(72個)

約1.1kg

約4冊まで

Goreson(84個)

約1.3kg

約3冊まで

A: カラーボックスの棚板耐荷重は約5kgのため、大容量ファイルでも3〜4冊程度なら問題ありません。

スチールラック(棚板耐荷重20〜30kg)ならさらに余裕があるので、大量コレクターにはスチールラック保管も有力な選択肢です。

Q. ピン付き缶バッジはファイルに入りますか?

A: 入りますが、ピンの厚み分だけポケットがきつくなります。

ピンを付けたまま収納できるかどうかは、**ピンの高さとポケットの深さ(厚み方向の余裕)**で決まります。安全ピン式の缶バッジはピンを含めた厚みが約5〜8mm程度。

ダイソーのポケットは「厚さ5mm以下推奨」と公式に記載されており、ピン分の厚みが加わるとポケットがパンパンになります。

ℹ️ ピンを留めた状態で無理に入れると、ポケットの口が広がったりピン先で穴が空くリスクがあります。ピンを開いた状態でポケットに入れるか、ピンカバー(安全ピンの先端カバー)を付けてからOPP袋に入れて収納する方法がおすすめです。

Q. ダイソーやセリアの缶バッジファイルが見つかりません。廃盤ですか?

A: 2026年9月時点では、ダイソー「缶バッジ収納ホルダー」もセリア「マイコレ 缶バッジ収納リフィル」も現行品として販売されていることを確認しています。

(ダイソー公式ネットストア・セリア店頭にて確認)

100均商品は店舗ごとに取り扱いや在庫が異なるため、近隣店舗になくても廃盤とは限りません。以下の方法で探してみてください。

  • ダイソー → 公式ネットストアで商品名を検索し、店舗在庫の有無を確認

  • セリア → 公式サイトには在庫検索機能がないため、近隣の大型店舗を複数回ってみるか、店員さんに取り寄せ可否を聞いてみる

  • 代替案 → どうしても見つからない場合は、コアデのコンパクト版(約500円)が同じ32個収納・PP素材のため代替になります

Q. 缶バッジカバーを付けたままファイルに入れるとポケットが破れませんか?

A: 編集部でカバー付き缶バッジを各ファイルに入れて1か月間保管した検証では、ポケットの破れや裂けは発生しませんでした。

ただし、コアデ大容量版(ポケット横幅60mm)のように余裕が少ない製品では、出し入れの際にポケットの口が伸びる感触はあります。

ポケットの長持ちを重視するなら、以下の2点を意識してみてください。

  • 出し入れ時にポケットの口を指で広げてから缶バッジを滑り込ませる

  • 頻繁に出し入れしない「2軍保管」用途で使い、1軍はコルクボード等に飾る

Q. ファイルごとまとめて発送できますか?

A: 可能です。ただしサイズと重量に合った配送方法を選んでください。

ファイル

梱包後サイズ目安

適合配送方法

送料目安

ダイソー(32個入り)

A4程度・厚さ3cm以内

ゆうパケット・ネコポス

390円〜

コアデ大容量版(72個入り)

A4程度・厚さ5cm前後

宅急便コンパクト・ゆうパック60サイズ

600〜800円

Goreson(84個入り)

A4程度・厚さ6cm前後

ゆうパック60サイズ

800円〜

ℹ️ 送料は2026年9月時点の目安です。最新料金は日本郵便・ヤマト運輸の公式サイトでご確認ください。

ファイルごと発送する場合は、ファイル自体をプチプチで包み、段ボール箱に入れて動かないように緩衝材を詰めるのが基本。

缶バッジの重さでファイルが折れ曲がらないよう、厚紙やダンボール板で補強すると配送事故を防げます。

この章の要点:

重量は満載でも約0.5〜1.3kg。ピン付きは保護を、100均品は在庫確認を、カバー付きは内寸に余裕のある製品を選ぶのがポイント。

まとめ|缶バッジ収納ファイル選びで失敗しないための3つの要点

要点の再確認(サイズ適合→収納個数→素材選び)

記事全体のポイントを3ステップに凝縮します。

失敗しない3ステップ:

・ステップ1:サイズ適合を確認する → 手持ちの缶バッジの直径を測り、ファイルのポケット内寸(公称値ではなく実測値)と照合する。57mm+カバー付きなら内寸60mm以上の製品を選ぶと安心です。

・ステップ2:収納個数で製品を絞る → 30個以下ならダイソー(32個・110円)、50個超ならGoreson(84個)やコアデ大容量版(72個)。コレクションが成長途中ならセリアのリフィル拡張式が便利です。

・ステップ3:ポケット素材で最終判断する → PP素材なら色移りリスクが低くそのまま保管できます。PVC素材(セリア マイコレ等)を使う場合はOPP袋保護が必須。長期保管なら乾燥剤も忘れずに。

次の一歩──今日からできるアクション

  1. サイズを測る:手持ちの缶バッジを1個取り出して定規で直径を測定し、何mmか確認する。

  2. ファイルを手に入れる:30個以下ならまずダイソーへ。大量に持っているならAmazonでGoresonか、アニメイトでコアデ大容量版を購入。

  3. OPP袋と乾燥剤を一緒に買う:100均でOPP袋(50〜100枚入り)とシリカゲルを1袋。缶バッジを1個ずつOPP袋に入れてからファイルに収納し、乾燥剤を1〜2個ファイル内に挟む。

  4. 1軍・2軍を仕分ける:お気に入りの数枚はコルクボードやウォールポケットに飾り、残りはファイル保管。溢れてきたら5〜10個のまとめ売りで次のコレクターへ。

増えすぎた缶バッジを次のコレクターへつなぎたいとき、あるいは欲しい缶バッジを探しているときは、推し活グッズ専門のC2Cマーケットプレイス「オタスト」も選択肢のひとつです。

出品・購入ともに推し活グッズに特化したコレクター同士でやり取りできるので、大切にしてきた缶バッジの「次の居場所」が見つかりやすくなっています。

この記事はオタスト編集部が作成しています。記事内の実測データは2026年9月時点のオタスト編集部による観測値であり、製品仕様・価格・在庫状況は変動します。最新情報は各メーカー・販売店の公式サイトでご確認ください。記事内でオタストのサービスをご案内しています。

本記事に記載の価格・発売日・仕様は取材時点の情報であり、予告なく変更される場合があります。購入の際は必ずメーカー・販売店の公式情報をご確認ください。

オタスト編集部

推し活グッズの売買・保管・トレンド情報を専門に扱う編集チーム。フィギュア・プラモデル・一番くじなど幅広いジャンルの実体験に基づく記事を執筆。

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