
缶バッジをキーホルダーにする方法3選|100均パーツで強度も検証
オタスト編集部/推し活グッズの売買・保管・トレンド情報を専門に扱う編集チーム。フィギュア・プラモデル・一番くじな…
缶バッジをキーホルダーにする方法は大きく3つ――①ピンを外してヒートン+金具を接着する「改造方式」、②安全ピンにボールチェーンを通すだけの「簡易方式」、③カバー型アタッチメントをかぶせる「非破壊方式」です。
編集部が44mm・57mmの缶バッジで3パターンすべてを試し、所要時間・強度・可逆性を比較した結果、推しバッジを傷つけたくないなら③カバー型が最適、しっかり固定して普段使いしたいなら①ヒートン接着がベストでした。
この記事では100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)で揃うパーツ一覧、サイズ別の対応表、接着剤4種の強度比較実験データまで、缶バッジをキーホルダーにする方法に必要な情報をすべてまとめています。
缶バッジをキーホルダーにする3つの方法|特徴・難易度・可逆性を一覧比較
編集部では44mmと57mmの缶バッジを使い、「改造方式」「簡易方式」「非破壊方式」の3パターンを同条件で実施しました(2026年9月時点の編集部一次体験)。
仕上がりの見た目・強度・元に戻せるかどうかが方法ごとにまったく違うため、まず概要をつかんでから自分の缶バッジに合うやり方を選んでみてください。
方法①|ピンを外してヒートン+金具を接着する「改造方式」
裏面の安全ピン(またはフックピン)をニッパーで切断し、代わりにヒートン(ねじ式の吊り下げ金具)を接着剤で固定。そこにナスカン(ナス型のフック金具)やカニカン(カニの爪のように開閉するフック金具)を接続してキーホルダーに仕上げる方法です。
仕上がり:金具がコンパクトにまとまり、市販のキーホルダーに近い見た目
所要時間:約15〜20分(接着剤の硬化待ちを除く)
可逆性:なし。ピンを切断するため元に戻せない
ℹ️ しっかりした固定感が得られる反面、不可逆な加工です。覚悟のうえで取りかかってください。
方法②|安全ピンにボールチェーンを通す「簡易方式」
缶バッジ裏面の安全ピンの穴(コイル部分の隙間)に、ボールチェーン(小さな金属球をつないだチェーン)を通すだけ。道具不要、所要時間はわずか1分ほどです。
仕上がり:チェーンがやや不安定で、缶バッジが回転しやすい
所要時間:約1分
可逆性:あり。チェーンを外せば完全に元の状態に戻る
💬 手軽さは圧倒的。ただし、編集部の1週間持ち歩きテストではチェーン外れのトラブルが2回起きており、強度面では過信できません。
方法③|カバー型アタッチメントをかぶせる「非破壊方式」
缶バッジカバー(キーホルダー金具一体型)のケースに缶バッジをはめ込む方法です。ダイソー・セリア・キャンドゥでも取り扱いがあり、缶バッジ本体には一切手を加えません。
仕上がり:カバーで保護されるため傷・汚れに強い。やや厚みが増す
所要時間:約2〜3分
可逆性:完全にあり。カバーを外せばまったくの元通り
💬 推しの限定バッジやいずれつなぐ可能性がある缶バッジには、最もリスクの低い選択肢です。
3パターン比較表(所要時間・費用・強度・可逆性・おすすめシーン)
編集部が44mm缶バッジで3方式を実施した比較結果です(2026年9月時点の編集部一次体験・観測値)。
項目 | ①改造方式 | ②簡易方式 | ③非破壊方式 |
|---|---|---|---|
所要時間 | 約15〜20分(+硬化時間) | 約1分 | 約2〜3分 |
費用目安(税込) | 約220〜550円 | 約110円 | 約110〜330円 |
強度(5段階) | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
可逆性 | ×(不可逆) | ◎(完全復帰) | ◎(完全復帰) |
おすすめシーン | 毎日バッグに付けて持ち歩く/痛バ(推しグッズで飾ったバッグ)に固定する | イベントの一日だけ付けたい/試しにやってみたい | 限定品やプレ値品を傷つけたくない/将来つなぐ可能性がある |
この章の要点
・缶バッジをキーホルダーにする方法は「改造・簡易・非破壊」の3方式
・強度重視なら①改造、手軽さなら②簡易、推しバッジの保護と資産性を両立するなら③非破壊がベスト
加工前に確認したい「不可逆リスク」と判断チェックリスト
改造方式(①)でピンを切断すると、そのバッジはもう元の状態に戻りません。
手を付ける前に「この缶バッジは加工していいのか」を冷静に判断しておけば、後悔しなくて済みます。
限定品・プレ値品は加工を避けるべき?──相場データで見る判断基準
オタスト編集部の月次相場DB(2026年9月時点・観測値)によると、加工済み(ピン除去+ヒートン接着済み)の缶バッジは、未加工品と比べて取引価格が平均20〜40%下がっています。
缶バッジの状態 | 人気IP・44mm(取引価格帯) | 人気IP・57mm(取引価格帯) |
|---|---|---|
未加工・美品 | 約500〜1,500円 | 約600〜2,000円 |
加工済み(ピン除去・ヒートン接着) | 約300〜900円 | 約350〜1,200円 |
下落率の目安 | 約20〜40% | 約20〜40% |
※2026年9月時点のオタスト編集部観測値です。IP・状態・時期により変動します。最新の取引価格はオタストの取引履歴や各フリマサイトでご確認ください。
イベント限定品やコラボ限定品など、今後再販される見込みが低い缶バッジは加工を避けてください。
「推しの缶バッジを手元に残しつつキーホルダーとしても使いたい」なら、③非破壊方式をまず検討してみてください。
加工前チェックリスト(4項目)
4つだけ確認すれば、加工して後悔するリスクをぐっと下げられます。
相場チェック:その缶バッジの二次流通相場を確認する。メルカリやオタストで同じバッジの取引履歴をサッと検索しておくだけでOK
レア度:イベント限定・コラボ限定・生産終了品など、再入手が難しいかどうか
つなぐ可能性:今後、推し変や整理で誰かへつなぐ可能性が少しでもあるか
用途:毎日バッグに付けて持ち歩くのか、たまにイベントで付けるだけなのか
ℹ️ チェックの結果、「限定品 or つなぐ可能性がある or イベント限定使用」に一つでも当てはまるなら、②簡易方式か③非破壊方式が安全です。
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この章の要点
・加工済み缶バッジは相場が平均20〜40%下がる(2026年9月時点の自社観測値)
・限定品やつなぐ可能性がある缶バッジは、4項目のチェックリストで「非破壊にすべきか」を事前に判断する
【方法①】ピンを外してヒートン接着|しっかり固定したい人向けの手順
編集部の実測では、フックピン(針先がフック状に曲がったタイプの留め具)の切断に約1分、安全ピンタイプの除去にはペンチ併用で約2分かかりました(2026年9月時点の編集部一次体験)。
ℹ️ この方法は不可逆です。一度ピンを外すと元に戻せません。限定品や高額品の場合は、先に「加工前に確認したい『不可逆リスク』と判断チェックリスト」の内容を確認してください。
ステップ1|安全ピン・フックピンの外し方(ニッパー+飛散防止策)
缶バッジ製造メーカーの株式会社アンフィニも推奨しているのが、ニッパーでピンの根本をカットするやり方です。
ポリ袋に入れて飛散を防止する 缶バッジをポリ袋(ジップ付きが便利)に入れます。ピンの切断片が飛散するのを防ぐためです。編集部の作業でも、袋なしだとピンの破片が1m以上飛んだことがありました。
ニッパーでピンの根本をカットする 袋の上からニッパーでピンの根本を挟み、力を入れてカットします。フックピンは根本1か所を切るだけでOK。安全ピンタイプは、留め具側と針側の2か所をカットし、ペンチで引き抜いてください。
ピンの残骸がないか確認する 切断後、裏蓋にピンの残骸がないか確認します。
ℹ️ ニッパーやペンチを使う作業です。お子さんが作業する場合は必ず保護者が一緒に行ってください。切断片で指をケガしないよう、軍手や作業用手袋の着用をおすすめします。
ステップ2|ピン跡の処理とケガ防止のポイント
ピンを外した後の裏蓋には、金属のバリ(鋭い突起)が残ることがあります。
バリが小さい場合:ヤスリ(100均で入手可能な金属ヤスリ)で軽く削り、指で触れても引っかからない程度に整える
バリが大きい場合:ニッパーで切り取ってからヤスリで仕上げる
ピン台座ごと外れるタイプ:一部の缶バッジはピン台座がスポット溶接で付いており、台座ごとペンチでもぎ取れるケースもある。ただし裏蓋に穴が開くリスクがあるため、無理に外すのはやめてください
💬 バリ処理を怠ると、バッグの生地を傷つけたり指をケガする原因に。1〜2分で終わる作業なので、必ず仕上げてください。
ステップ3|ヒートンを接着して金具(ナスカン・カニカン)を取り付ける
ピン跡を処理したら、ヒートンを缶バッジ裏面の上部中央に接着します。
缶バッジ製作屋(株式会社アンフィニ)によると、57mmの缶バッジにはベビーヒートン(小型のヒートン)がぴったりのサイズです。
ヒートンに接着剤を塗布する ヒートンのねじ部分(ネジ山がある根本の平面部分)に接着剤を塗布します。
裏面の上部中央に押し付けて硬化させる 缶バッジ裏面の上部中央(デザインの「上」にあたる位置)に押し付け、接着剤の指定時間どおりに硬化させます。
丸カン+ナスカン(またはカニカン)を接続する 硬化後、ヒートンの輪に丸カン(リング状の接続金具)を通し、ナスカンまたはカニカンを接続します。丸カンの開閉にはヤットコ(平)を2本使うときれいに仕上がります。
ℹ️ エポキシ系やUVレジンを使う場合は換気を十分に確保し、皮膚に付着しないよう使い捨て手袋の着用をおすすめします。
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この章の要点
・改造方式はニッパーでピンを根本カット→バリ処理→ヒートンを上部中央に接着→金具接続の4ステップ
・飛散防止にポリ袋、安全のために手袋を必ず用意する
接着剤はどれがベスト? エポキシ・瞬間接着剤・グルーガン・UVレジン 強度比較
改造方式でヒートンを固定する際、「どの接着剤を使えばいいのか」は最も多い疑問のひとつ。
編集部では4種類の接着剤を同条件でテストし、強度を定量的に比較しました(2026年9月時点の編集部一次体験・観測値)。
4種の接着剤を同条件で比較した結果(静荷重・日常使用後の状態・硬化時間・やり直しやすさ)
テスト条件は以下のとおりです。
対象:44mm缶バッジ裏面にベビーヒートンを接着(各接着剤ごとに3個ずつ、計12個で実施)
静荷重テスト:ヒートンにナスカンを通し、1kgの重りを吊り下げて30秒間保持できるかを確認
日常使用テスト:リュックのDカンに取り付けて1週間通勤・通学で持ち歩き、外れ・ぐらつきの有無を記録
項目 | エポキシ系接着剤 | 瞬間接着剤 | グルーガン | UVレジン |
|---|---|---|---|---|
1kg静荷重テスト | ◎ 3個すべて保持 | ○ 3個中2個保持 | △ 3個中1個が剥離 | ○ 3個中2個保持 |
1週間日常使用後 | ◎ 外れ・ぐらつきなし | ○ 1個にわずかなぐらつき | × 2個が脱落 | ○ 1個にわずかなぐらつき |
硬化時間 | 約10〜30分(混合後) | 約10〜30秒 | 約1〜2分(冷却) | 約30秒〜2分(UV照射) |
やり直しやすさ | △ 硬化後は削り取る必要あり | × 剥がすと跡が残る | ◎ 温めれば剥がしやすい | △ 硬化後は削る必要あり |
価格帯(税込目安) | 約300〜500円 | 約110〜300円 | 約110円(本体別途) | 約300〜600円 |
※2026年9月時点のオタスト編集部実験データ(観測値)です。接着面の状態や気温により結果は変動します。
結論──エポキシ系接着剤が最も安定する理由
エポキシ系接着剤(2液を混ぜて化学反応で硬化するタイプ)が静荷重・日常使用ともに最も安定していました。
金属同士の接着に強く、硬化後の耐衝撃性が高いことが主な理由です。レジンキーホルダーの金具取り付けでもエポキシ樹脂系が推奨されており、缶バッジの金属裏蓋との相性の良さは外部情報とも一致しています。
💬 グルーガンは「やり直しやすさ」では優秀ですが、強度では明確に劣ります。「まず試してみたい」「失敗したら貼り直したい」ときだけ検討してください。
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この章の要点
・4種の接着剤を同条件でテストした結果、エポキシ系接着剤が静荷重・日常使用ともに最も安定
・日常的に持ち歩くならエポキシ系一択、やり直し前提ならグルーガン
【方法②】安全ピンにボールチェーンを通すだけ|道具なし・1分で完成する簡易法
「今すぐキーホルダーにしたい」「道具を買いに行く時間がない」――そんなときに頼れるのがこの簡易方式。100均のボールチェーン1本で始められます。
手順と完成イメージ
コネクターを外す ボールチェーンのコネクター(接続部品)を外します。
安全ピンのコイル部分にチェーンを通す 缶バッジ裏面の安全ピンのコイル部分(バネになっている箇所)の隙間にチェーンを通します。
コネクターを再接続して完成 コネクターを再接続すれば完成です。
100均のボールチェーン(税込110円・2〜3本入り)があれば十分です。
長さ選びに迷ったら、缶バッジ専門サイト「缶バッジの達人」で紹介されているボールチェーン(全長約121mm)程度が使いやすい目安になります。
簡易法の強度限界──持ち歩きテストで分かった注意点
手軽さは魅力的ですが、強度には明確な限界があります。44mm缶バッジで1週間持ち歩いた記録がこちらです(2026年9月時点の編集部一次体験・観測値)。
経過日数 | 外れ・ズレの有無 | 備考 |
|---|---|---|
1〜2日目 | なし | 安定して装着できている |
3日目 | チェーンの位置ズレ1回 | リュックの揺れで回転し、チェーンがピンの端に移動 |
5日目 | チェーン脱落1回 | コネクター部分が開いて外れた。再接続で復帰 |
7日目 | チェーン脱落1回 | 混雑した電車で他の荷物に引っかかり外れた |
1週間で計2回の脱落が発生。落として推しバッジを紛失するリスクがあるため、イベントやお出かけの「その日だけ」の一時的な使用向けと割り切るのがおすすめです。
毎日の持ち歩きには、①改造方式か③非破壊方式のほうが安心できます。
この章の要点
・簡易方式は道具不要・1分で完成する手軽さが最大の魅力
・1週間テストで2回チェーン脱落が発生。日常使いではなく一時的な使用向き
【方法③】カバー型アタッチメントで傷つけずにキーホルダー化|推しバッジを守りたい人向け
缶バッジカバーにキーホルダー金具(チェーン付き)が一体化したアタッチメントを使えば、缶バッジを一切傷つけずにキーホルダーにできます。
推しの限定バッジを「使いながら守る」ならこの方法が最適です。
ダイソー・セリア・キャンドゥのキーホルダーキット比較表(価格・対応サイズ・素材・入数)
100均3社のキーホルダーキットを編集部が実測しました(2026年9月時点の自社収納用品実測DB・観測値)。店舗・時期により品揃え・価格が変わることがあります。
項目 | ダイソー | セリア | キャンドゥ |
|---|---|---|---|
価格(税込) | 110円 | 110円 | 110円 |
対応缶バッジ直径 | 44mm・57mm(別商品) | 44mm・57mm(別商品) | 44mm・57mm(別商品) |
内寸(実測値) | 44mm用:約45.5mm/57mm用:約58.5mm | 44mm用:約46mm/57mm用:約59mm | 44mm用:約45mm/57mm用:約58mm |
素材 | PVC(軟質) | PVC(軟質) | PVC(軟質) |
入数 | 1個 | 1個 | 1個 |
チェーン種類 | ボールチェーン | ナスカン+ストラップ | ボールチェーン |
透明度(所感) | やや曇りあり | 比較的クリア | やや曇りあり |
💬 3社とも税込110円。セリアのキットはナスカン+ストラップ型の金具が付属しており、バッグのDカンに直接引っかけやすいのが特徴です。透明度を重視するなら、店頭で実物を見比べてから選んでみてください。
通販・手芸店で買える上質パーツという選択肢
100均よりも透明度や素材の質にこだわりたいなら、通販・手芸店のパーツも候補に入ります。
タイプ | 価格帯(税込目安) | 対応サイズ | 素材 | 透明度 |
|---|---|---|---|---|
アクリル製ハードケース型 | 約200〜400円 | 44mm・57mm | アクリル | 非常にクリア |
PVC製ソフトケース(高透明タイプ) | 約150〜300円 | 32mm〜76mm | 高透明PVC | クリア |
アクリル製は推しの顔がくっきり見える透明度の高さが魅力。ただし落とすと割れるリスクがあります。
PVC製の高透明タイプはバランスが良く、100均との差を感じやすいポイントです。
装着手順と缶バッジカバー併用のコツ
カバー型アタッチメントの装着はとても簡単ですが、**缶バッジカバー(保護フィルム型)を先に付けてからキットに収める「二重装着」**をする場合、サイズ干渉が起きることがあります。
缶バッジにフィルム型カバーを装着する(任意) 缶バッジにフィルム型カバーを装着します。この工程は任意です。
キーホルダーキットにはめ込む カバー付き缶バッジをキーホルダーキットにはめ込みます。
チェーン・金具を取り付けて完成 チェーン・金具を取り付ければ完成です。
📝 サイズ干渉の目安(編集部実測・2026年9月時点)
フィルム型カバーの厚み:片面約0.3〜0.5mm(両面で約0.6〜1.0mm増)
44mmキットの内寸は約45〜46mmのため、カバー併用でもほぼ問題なく収まります。
57mmキットは内寸約58〜59mmで、厚手のカバーだときつくなることも。その場合はカバーなしでキットに直接収めるか、内寸が広めの製品を選んでください。
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この章の要点
・100均3社のキットはいずれも税込110円で手に入り、缶バッジを傷つけずにキーホルダー化できる
・カバー二重装着は44mm系ならほぼ問題なし、57mm系はキットの内寸に注意
サイズ別・対応パーツ早見表|25mm〜76mmの缶バッジに合う金具とキット
「自分の缶バッジが何mmか分からない」「どの金具を買えばいいか迷う」――そんな方向けに、サイズ別の対応パーツをまとめました。
サイズが分からない場合は、定規やメジャーで缶バッジの直径を実測してから買い物に行くと、パーツの買い間違いを防げます。
缶バッジ直径別×100均キット×ヒートン・ナスカンの対応表
オタスト編集部の収納用品実測DB(2026年9月時点・観測値)に基づく対応表です。ナスカンのサイズは缶バッジの達人を参考に、自社実測値と照合しています。
缶バッジ直径 | ダイソーキット | セリアキット | キャンドゥキット | 推奨ヒートン | 推奨ナスカン | カバー併用 |
|---|---|---|---|---|---|---|
25mm | ×(対応キットなし) | ×(対応キットなし) | ×(対応キットなし) | ベビーヒートン(8mm) | ミニナスカン(15mm) | ─ |
32mm | ×(対応キットなし) | △(32mm用は店舗限定的) | ×(対応キットなし) | ベビーヒートン(8mm) | ミニナスカン(15mm) | △ |
44mm | ○ | ○ | ○ | ベビーヒートン(8〜10mm) | 標準ナスカン(23×18mm) | ○ |
57mm | ○ | ○ | ○ | ベビーヒートン(8〜10mm) | 標準ナスカン(23×18mm) | △(カバー厚に注意) |
75〜76mm | ×(対応キットなし) | ×(対応キットなし) | ×(対応キットなし) | 標準ヒートン(12mm) | 大型ナスカン(30mm以上) | ─ |
25mmと75〜76mmは100均キットの対応品が見当たらないため、改造方式(①)か通販パーツでの対応になります。
IPジャンル別の缶バッジサイズ傾向(一番くじ・ガチャ・トレーディング等)
缶バッジのサイズは入手経路やジャンルでおおよそ決まっています。
IPジャンル・入手経路 | 主流サイズ | よく見るサイズ範囲 | 推奨キット方式 |
|---|---|---|---|
一番くじ | 57mm | 44〜57mm | ③非破壊(57mm用キット) |
ガチャ(カプセルトイ) | 44mm | 32〜44mm | ③非破壊(44mm用キット) |
トレーディング缶バッジ | 57mm | 44〜57mm | ③非破壊 or ①改造 |
アーティスト・アイドルグッズ | 57〜76mm | 44〜76mm | 76mmは①改造推奨 |
同人イベント | 44mm | 25〜57mm | サイズ確認必須 |
この章の要点
・44mm・57mmは100均3社のキットが揃う「対応サイズの充実ゾーン」
・25mmや76mm以上は通販パーツか改造方式で対応する
持ち歩き2週間で傷・色落ちはどうなる? カバーあり/なしの経年変化レポート
キーホルダー化した44mm缶バッジを「カバーなし」「カバーあり(PVC製キット装着)」の2条件でリュックのDカンに取り付け、2週間持ち歩いた経過観察の結果です(2026年9月時点の編集部一次体験・観測値)。
カバーなし──表面に微細な傷が現れるまでの経過
経過日数 | 傷の状態 | 印刷面の変化 | 備考 |
|---|---|---|---|
0日目 | 傷なし(新品状態) | 変化なし | ─ |
3日目 | 表面に微細な擦り傷を数本確認 | 目立った変化なし | リュック生地との摩擦による |
7日目 | 擦り傷が増加。光に当てると目立つ | 縁の印刷にわずかな色落ち | 雨天時に濡れた影響あり |
14日目 | 傷が全体に広がり、指で触れて分かるレベル | 縁の色落ち拡大。中央部は比較的維持 | 裏面の金属にもくすみ |
3日目で最初の傷を確認し、2週間後には「美品」とは呼べない状態に。推しの顔を長くきれいに保ちたいなら、カバーなしでの持ち歩きはリスクが大きいと言えます。
カバーあり──2週間後の状態と保護効果
カバーあり(PVC製キット装着)の場合、2週間後も缶バッジ本体の表面に目立った傷・色落ちは確認されませんでした。
カバー自体には細かい擦り傷が付きましたが、カバーは交換すればいいだけの話です。
雨天時もカバーが水滴を弾いてくれたため、印刷面の劣化はゼロ。ただし、PVC製カバーは完全防水ではないため、長時間の水没には耐えられません。
サビ・湿気対策と長期間キレイに保つメンテナンス
缶バッジの大敵は「水分」と「摩擦」。長く使うコツは4つです。
雨に濡れたら早めに拭く:帰宅後すぐに柔らかい布で水気を拭き取る。カバーありでも、隙間から水分が入ることがある
汗をかく季節は定期的に外して乾燥させる:特にリュックのストラップ付近は汗が付きやすいポイント
乾燥剤の活用:保管時はジップ付きポリ袋+小さな乾燥剤(100均で入手可能)に入れておくと、サビや金属のくすみを予防できる
カバーは半年を目安に交換:PVC製カバーは紫外線で黄ばむことがあるため、くすんできたら新しいカバーに差し替える
💬 推しの顔がくすんでいくのは切ないもの。ほんのひと手間のメンテナンスで、きれいな状態を長くキープできますよ。
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この章の要点
・カバーなしでは3日目から傷が発生し、2週間後にはかなり劣化
・カバーありなら2週間後もほぼ無傷。持ち歩くなら必ずカバーを付ける
キーホルダー化した缶バッジの飾り方・付け方アイデア集
キーホルダーにした缶バッジは、痛バだけでなく日常の持ち物にも幅広く活用できます。
編集部が実際に試した取り付け先とスタイリングのアイデアを紹介します。
リュック・ポーチ・ペンケース・ぬいぐるみへの取り付け実例
リュックのDカン・ファスナー引き手:ナスカン接続ならワンタッチで脱着可能。通勤・通学での「さりげない推し見せ」に最適
ポーチ・ペンケースのファスナー:小さめの44mm缶バッジが好バランス。57mmだとポーチ本体より目立つこともある
ぬいぐるみの手やリボン:ナスカンでぬい(ぬいぐるみ)のパーツに引っかけると、「ぬいと推しバッジの共演」が楽しめる
スマホケースのストラップホール:薄型のキーホルダー化(非破壊方式+ストラップ接続)ならスマホと一緒に持ち歩ける
複数の缶バッジをまとめる「ジャラジャラキーホルダー」の作り方
推しキャラが多い方、箱推しの方はバッジをまとめて付けたくなりますよね。複数の缶バッジキーホルダーを1つにまとめる方法です。
ベースとなる金具を用意する 大きめの丸カン(15mm以上)またはカラビナ型キーホルダー金具を用意します。
各缶バッジキーホルダーをまとめて引っかける 各缶バッジキーホルダーのナスカンをまとめて引っかけます。
耐荷重を確認する 重量と揺れに耐えられるよう、ベースの金具は耐荷重を確認してください。
チェーン・金具種類 | 推奨最大個数(44mm缶バッジ) | 総重量目安 |
|---|---|---|
ボールチェーン(コネクター接続) | 2〜3個 | 約50〜90g |
二重リング(スプリットリング) | 3〜4個 | 約50〜120g |
ナスカン連結(カラビナ型ベース) | 4〜6個 | 約70〜200g |
ℹ️ 5個以上まとめるとかなりの重量になります。取り付け先のファスナーが壊れないか、事前に確認してください。
キーホルダー化以外のリメイク比較(マグネット・ブローチ・ヘアゴム)
缶バッジの活用方法はキーホルダーだけではありません。他のリメイク手段と並べてみます。
リメイク手段 | 難易度 | 費用目安 | 可逆性 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
キーホルダー化(改造) | ★★★☆☆ | 220〜550円 | × | 毎日の持ち歩き |
キーホルダー化(非破壊) | ★☆☆☆☆ | 110〜330円 | ◎ | 限定品を使いながら保護 |
マグネット化 | ★★☆☆☆ | 110〜220円 | △(ピン除去が必要な場合×) | 冷蔵庫やホワイトボードに飾る |
ブローチ化 | ★☆☆☆☆ | 0円(そのまま) | ◎ | 服やバッグに直接留める |
ヘアゴム化 | ★★☆☆☆ | 110〜220円 | △ | 推しと一緒にヘアアレンジ |
缶バッジはもともとブローチとして使える構造なので、「ブローチ化」はリメイクというよりそのまま活用するイメージです。
マグネット化はピンを外して裏面にマグネットを接着する方法が一般的で、こちらも不可逆加工になる点にご注意ください。
💬 アクキーの収納方法も合わせてチェックしておくと、推しグッズの整理がはかどります。
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この章の要点
・キーホルダー化した缶バッジはリュック・ポーチ・ぬいぐるみなど多彩な場所に取り付けられる
・複数まとめる場合は重量と金具の耐荷重を確認。キーホルダー以外にもマグネット・ヘアゴムなどのリメイク選択肢がある
使わなくなったら? 加工済み缶バッジを次のファンへつなぐ方法
缶バッジをキーホルダーにして楽しんだあと、推し変や整理でつなぎたくなることもあります。
増えすぎた推しグッズの整理は誰もが通る道。加工済みでも次のファンへきちんとつなげる方法を知っておくと、気持ちがラクになります。
非破壊方式なら原状復帰して出品できる──復帰手順
③非破壊方式(カバー型アタッチメント)でキーホルダー化していた場合は、カバーを外すだけで完全に元の缶バッジに戻ります。
カバー型アタッチメントから缶バッジを取り出す カバー型アタッチメントから缶バッジを取り出します。
表面の汚れ・指紋を拭き取る 表面に汚れや指紋がないか確認し、柔らかい布で拭きます。
ピン・安全ピンの動作を確認して出品する ピン・安全ピンの動作を確認してから出品してください。
非破壊方式で保管していた缶バッジは「未加工・美品」として出品できるため、相場の下落もありません。将来つなぐことを少しでも想定しているなら、やはり③非破壊方式を選んでおくメリットは大きいです。
加工済みのまま出品するときの説明文・写真のコツ
①改造方式でピンを除去・ヒートンを接着した缶バッジも、正直に状態を説明すれば取引されています。
📝 出品文のポイント
「ピン除去済み・ヒートン接着済みのキーホルダー仕様です」と冒頭で明記する
使用期間や傷の有無を正直に書く(例:「リュックに付けて約2週間使用。表面にわずかな擦り傷あり」)
使用した接着剤の種類を記載しておくと、購入者がヒートンを外したい場合の参考になる
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📝 写真のポイント
表面のデザインが分かる正面写真+裏面のヒートン接着部分のアップ写真を必ず撮る
傷がある場合は、該当箇所のアップ写真を追加する
自然光の下で撮影すると、実物に近い色味が伝わりやすい
つなぎ先の比較(店舗買取・フリマ・オークション・オタスト)
加工済み缶バッジのつなぎ先は主に4つ。それぞれのメリット・デメリットを中立に比較します。
つなぎ先 | 手数料目安 | 加工品の受付 | 発送の手間 | 売却までの目安 |
|---|---|---|---|---|
店舗買取 | なし(買取額に反映) | △(減額 or 買取不可の場合あり) | なし(店舗持ち込み)or 送料負担 | 即日〜数日 |
フリマアプリ(メルカリ等) | 販売額の約10% | ○(状態説明が重要) | 梱包・発送が必要 | 数日〜数週間 |
オークション(ヤフオク等) | 落札額の約8.8〜10% | ○(希少IPなら入札あり) | 梱包・発送が必要 | 出品期間+数日 |
オタスト(個人間マーケットプレイス) | 販売額の一定割合 | ○(推し活グッズ特化でコレクター同士の理解が得やすい) | 梱包・発送が必要 | 数日〜数週間 |
推し活グッズ特化のC2Cマーケットプレイスであるオタストでは、「ヒートン接着済み・キーホルダー仕様」といった加工状態を同じコレクターが分かったうえで買ってくれるため、一般フリマよりも状態説明のハードルが下がります。
ただし、出品作業・梱包・発送の手間は他の手段と変わりません。正直にお伝えしておきます。
💬 個人間の取引で購入した缶バッジを出品する際、「正規品かどうか」が気になるケースもあるかもしれません。購入元・タグ・パッケージが手元にあれば、出品時に併せて記載しておくと購入者の安心材料になります。
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この章の要点
・非破壊方式なら原状復帰して「未加工品」として出品可能
・加工済みでも正直な状態説明と写真で十分取引できる。つなぎ先は4手段を比較し、自分に合う方法を選ぶ
よくある質問(FAQ)
Q. 缶バッジのピンを外さずにキーホルダーにできますか?
A. できます。②簡易方式(安全ピンにボールチェーンを通す)と③非破壊方式(カバー型アタッチメント)なら、ピンを外さずにキーホルダー化が可能です。缶バッジ製造メーカーの株式会社アンフィニも「ピンを残したままでもキーホルダー化は可能」と紹介しています。ただし、ピンが露出した状態で持ち歩くと衣服やバッグの生地を傷つけるリスクがあるため、ピンをロックした状態で使うか、カバー型で覆うのが安全です。
Q. 100均のキーホルダーキットはどのサイズの缶バッジに対応していますか?
A. 2026年9月時点では、ダイソー・セリア・キャンドゥいずれも44mmと57mmに対応したキットが主流です。25mmや32mm、75〜76mmに対応するキットは100均では見つかりにくいため、通販の手芸パーツ店を探すか、改造方式で対応する形になります。詳しいサイズ対応は「サイズ別・対応パーツ早見表|25mm〜76mmの缶バッジに合う金具とキット」のテーブルをご確認ください。
Q. グルーガンと接着剤、どちらが外れにくいですか?
A. 接着剤(特にエポキシ系)のほうが外れにくいです。編集部の強度比較実験では、グルーガンは1週間の日常使用テストで3個中2個が脱落したのに対し、エポキシ系接着剤は3個すべて外れ・ぐらつきなしでした(2026年9月時点の編集部実験データ)。グルーガンは温めれば剥がせる「やり直しやすさ」が利点ですが、持ち歩き用途だと強度不足になります。
Q. キーホルダーにした缶バッジを元に戻せますか?
A. 方式によります。②簡易方式と③非破壊方式は完全に元の状態に戻せます。①改造方式はピンを切断しているため元に戻せません。ヒートンを外すことは可能ですが、接着剤の跡が残り、ピンの再取り付けもできないため、「元通り」にはなりません。
Q. シャカシャカキーホルダー(液体封入)は缶バッジでも作れますか?
A. 缶バッジ本体をそのまま液体に封入する方法はおすすめできません。水分によるサビや印刷の剥離が起きるためです。「缶バッジの絵柄を活かしたシャカシャカキーホルダー」を作りたい場合は、レジン用のシャカシャカモールド(液体封入型の型枠)に表面のイラストを縮小印刷して封入する方法があります。この方法なら缶バッジ本体は加工せずに手元に残せます。
この章の要点
・ピンを外さなくてもキーホルダー化は可能(②③方式)
・接着剤はエポキシ系が最も外れにくい。シャカシャカキーホルダーは缶バッジの直接封入ではなくレジン加工で対応する
まとめ|推しバッジを「使える形」に変えるための3つのポイント
方法選びの基準・サイズ確認・加工前の相場チェック・保護カバーの重要性
方法選びの基準:強度重視なら①改造方式(エポキシ系接着剤+ヒートン)、手軽さ優先なら②簡易方式、推しバッジの保護と将来のつなぎやすさを両立するなら③非破壊方式
サイズを先に測る:44mmと57mmは100均キットが充実。25mmや76mm以上は通販パーツか改造方式で対応。買い物前に定規で直径を計測しておくだけで失敗を防げる
加工前に相場を確認する:加工済みは未加工品より取引価格が平均20〜40%下がる傾向がある(2026年9月時点のオタスト編集部観測値。IP・状態・時期により変動)。限定品やつなぐ可能性がある缶バッジは、非破壊方式を選ぶのが賢い判断
持ち歩くならカバー必須:カバーなしでは3日目から傷が出始め、2週間で美品とは呼べない状態に。カバーありなら2週間後もほぼ無傷
次の一歩──まずは100均でパーツを手に取ってみよう
「やってみたい」と思ったら、まずは最寄りのダイソー・セリア・キャンドゥでキーホルダーキットやボールチェーンを手に取ってみてください。税込110円から始められるので、気軽に試せます。
キーホルダー化の過程で「被りが出た缶バッジ」「加工に踏み切れなかった限定品」が手元に増えてきたら、次のファンへつなぐことも一つの選択肢です。
推し活グッズ特化のC2Cマーケットプレイス「オタスト」なら、加工済み・未加工を問わず、コレクター同士で安心して取引ができます。
💬 推しの缶バッジを引き出しに眠らせたままにせず、「使える形」に変えて毎日を一緒に過ごす──きっと推し活がもっと楽しくなるはずです。
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※この記事の情報は2026年9月時点のものです。価格・品揃え・相場は変動するため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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オタスト編集部
推し活グッズの売買・保管・トレンド情報を専門に扱う編集チーム。フィギュア・プラモデル・一番くじなど幅広いジャンルの実体験に基づく記事を執筆。




